2025.09.26
The Roots ~学生時代の経験~ VOL.13 コンサルタント職 R・Oさん
内定者の方がなぜ組織開発・人材育成を仕事にしようと決めたのか。
その背景となるエピソードをご紹介するシリーズ第13弾。
人によって背景となる経験は様々。
選考にお進みいただく方には
必ずお話しいただく内容になるので、書き方などを参考にしてみてください。
2026年新卒 コンサルタント職 内定者R・Oさん
出身学部 農学部
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目次
Situation(状況)
私は大学で動物の繁殖活動を行うサークルに所属し、繁殖活動の責任者を務めていました。
昨年、約10年ぶりに繁殖に成功したものの、活動の前例や資料が少なく、部員の間には漠然とした不安が広がっていました。
特に、出産に立ち会った際の対応や判断に自信が持てないという声が多く、知識不足が大きな課題となっていました。
Task(課題)
部員の不安を解消し、安全かつ冷静に繁殖活動に取り組める体制を整えることが目標でした。
そのためには、部員の知識不足を補い、安心して活動できる環境を構築する必要がありました。
まずは不安の正体を明らかにし、具体的な課題として捉えることが求められました。
Action(行動)
責任者として、まずは自分自身が繁殖学や獣医学の知識を徹底的に学び、部員から「何かあれば責任者に聞けば大丈夫」と思ってもらえるような安心感を提供しました。
次に、月3回・3テーマに分けた勉強会を計9回開催し、部員全員が参加できるよう調整しました。
勉強会ではアンケートを活用し、質問や意見を出しやすい環境づくりにも注力しました。
Results(結果)
予定日より2週間以上早い出産となりましたが、現場にいた部員が勉強会で得た知識をもとに冷静に対応し、母子ともに無事に過ごしています。
対応した部員からは「勉強会のおかげで自信がついた」と感謝の言葉をもらい、知識の共有が不安の解消につながったことを実感しました。
この経験を通して、課題解決には当事者の声を丁寧に聞き、課題を具体化した上で、自らが知識を深めて情報提供することが重要だと再認識しました。
また、前例のない活動にも主体的に取り組むことで、自分自身の成長にもつながることを学びました。
採用担当M・Kからのコメント
前例のない状況でも、責任者として知識を深め、周囲の不安を解消するために主体的に行動された姿勢が非常に印象的でした。
自ら学び、周囲に還元する姿勢は、入社してからも大きな力になると思います。
これからの成長と活躍を、私たちも心から楽しみにしています!
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
R・Oさんのエピソードはいかがでしたでしょうか。
ぜひ今度はあなたの経験も聞かせてください!おまちしています。